とても説得力のある強い言葉にすとんと落ちました。たくさんの曲に取り組むと読譜力がつき、面白くなり、ピアノも継続する。連弾の大切と良い導入書を色々と教えて下さり、とても勉強になりました。先生の今までやってこられたことをとても興味深く聴きました。
30年近くレッスンをしています。馬塲先生の生徒を支えるストレスとおっしゃった事が本当に今の私のストレスでこの仕事をやめようと考える日々につながっていて胸が痛くなりました。発表会コンクール等々の達成感を感じて乗り越えている現状です。
読めないけど弾く。けれど以前の雰囲気が出せない。弾けてるのに楽譜が読めなくなっている、その指導について悩んでいました。少し光が見えました。ありがとうございます。
講座の終りに話されていた「能力の低い子は池が深い」ということでした。小さい石=スモールステップ、をあきらめずに与えてることが大切なんですね。先生のお話をきいて、たくさんの小さな石と連弾曲を増やしていこうと思います。
以前より読譜力をつけた方がいいと考えていましたが、積極的に実践できずにいました。今日を機に自信をもってやってみようと思いました。
先生の想いがとても伝わる講座だったので、全て印象は深いのですが、読譜力=音符の数というのがお恥ずかしながら知らなかったので、これは即、実践します。
やっぱり3回講座を聞きたいです。
指がつぶれていても言わないこと。高学年になって自分でリズムがすべる、おかしいと気づくときに言う。なるほど、と思いました。
1冊のテキストを使用するのではなく、何冊か同時に使う点。どんどん難しくなればやる気をなくしますよね。
指先を手前にして弾くようにしてずっと弾いていたので、先生のお話がよく分かります。最近になってレッスンを受けるようになって、先生のように音を前へ押し出すように弾くように指導されたことがあり、先生のお話が良く分かりました。
「この音に思いを込めて・・・」という弾き方を先生が示してくださったまさにその弾き方をずっとしている私にショックを感じ、まさに自分を変えていかないと・・・と即座に思いました。すぐには直らないけれど、意識して改善していこうと思います。
指の使い方について本当に「目からウロコ」でした。生徒に対してもとても大事ですが、自分の演奏にとても役立ちます。先生に模範演奏で違いを比較して頂きましたが、音色が全然違いました。
筋肉の話。骨盤も・・・長くジャイロキネシスをやっていて通じるものがあり嬉しく思いました。先生のストイックなところが非常に楽しく、個人的に好きなとらえ方で引き込まれました。自分も指、筋肉の使い方を学び直した感じです。
学ぶ事がたくさんありました。子どもの心も手も柔らかいものだから、大切に育てなければいけないし、大切に接しようと思いました。クロールと背泳ぎの腕の動きは分かりやすかったです。子どもに説明しやすいです。
先生のお話を伺って、私自身が教える事がより楽しくなりました。
内声を聴かせるために、全部を弾きながら内声を歌わせたり、ロールケーキのアプローチをすると、子どもの興味が音に向い、変化していく様子が良く分かり、私の喜びになります。
前回の内容で、音がころんでしまう生徒の直し方を実践したところ、(ロールケーキを切るように、同じ長さになっているかを良く聞いて弾く)アラベスクの細かいパッセージが短期間で上手に弾けるようになり、コンクールでも良い成績が出ました。ありがとうございました!
馬塲先生、本当に有難うございました。大変勉強になりました!目からウロコのことばかり!本もすべて揃えました。ハーモニーの美しさに感動しております。もっと教えて頂きたいです!
馬塲 マサヨ
baba masayo
名古屋市立菊里高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部ピアノ科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。これまでに、NHK交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団等のオーケストラと共演。親しみやすいレクチャーコンサートや、親と子の名曲コンサートなどを全国各地で行う。著書に「目からウロコのピアノ奏法~オクターブ・連打・トリル・重音も即克服~」「目からウロコのピアノ指導法~譜読みが苦手…は克服できる!先生も生徒も楽しいレッスン~」「目からウロコのピアノ脱力法~驚くほど音が変わる」 (ヤマハミュージックメディア刊)がある。現在、金城学院大学文学部音楽芸術学科教授。