『簡単なものを横ならびにたくさんさせる』の読譜法が驚きでした。

きっちりひかせることだけにとらわれていたので、目からウロコでした。
音楽の楽しさを子供に伝えるには、自分が楽しむこと。
分かっていた事でしたが、先生のお話をきいて、改めて実感しました。
1レッスンで、生徒にひいてもらう曲数の多さに、びっくりしました。
30分の間にもっと弾かせてあげ、読譜力を育てて行けるよう、今のレッスン内容を見直す必要を強く感じました。
楽しくレッスンすることにも、常に考えていらっしゃること、大切と思いました。

自分が1曲について細かい部分にこだわりすぎて、曲を次々と進めていけていないことに気づかされました。

・譜読みができるようになるにはたくさんの読譜をこなさなければならないとは思っていましたが、その時の楽譜の選び方などが良く分かりました。
・両手で弾かせる→片手（右手・左手）で弾かせておりました。先生のお話に納得。今日から実行したいです。

先生自身のご経験をたくさんお話ししていただけたので楽しかったです。



馬塲 マサヨ

baba masayo

 

名古屋市立菊里高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部ピアノ科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。これまでに、NHK交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団等のオーケストラと共演。親しみやすいレクチャーコンサートや、親と子の名曲コンサートなどを全国各地で行う。著書に「目からウロコのピアノ奏法～オクターブ・連打・トリル・重音も即克服～」「目からウロコのピアノ指導法～譜読みが苦手…は克服できる！先生も生徒も楽しいレッスン～」「目からウロコのピアノ脱力法～驚くほど音が変わる」 （ヤマハミュージックメディア刊）がある。現在、金城学院大学文学部音楽芸術学科教授。